フルタイム夫婦の徒然日記

フルタイムで働く夫婦の日常を記すブログです☆

【いつから完ミに?】生後2ヶ月で混合から(ほぼ)完ミになるまで【陥没乳首での直母は?】

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子どもが母乳を吸ってくれない。吸ってくれても痛すぎでとても耐えられない。もともと母乳も多くはないみたい…。でももっと頑張らなきゃいけないのかな?ミルクにするには早すぎるかな…

息子を産んで退院後、こんな気持ちを抱えてふさぎ込んでいました。

産後は授乳に苦労するとは聞いていたので色々と勉強していましたが、思うようにはいかず、今はほぼミルク(時々搾乳した母乳)育児で落ち着いています

ネット検索すると、「どうやって完母にしたか!!」みたいなスパルタ記事はたくさん出てきますが、「ミルクに落ち着きました」という記事は少ない気がします。

もしくは、「急に子どもが哺乳瓶拒否して、気づけば完母に成功☆」とか…。

そのため、調べれば調べるほど、

「もっと努力すればいつか完母にできるのか…?」

「そもそもこんなに悩んで完母にしたいのはなぜなの…(自分でもわからない)」

という気持ちにさいなまれていきました。

そんなわけで、今回は私が(ほぼ)ミルク育児に落ち着くまでの経緯をまとめてみます。

大切なのは、どこまで頑張るかはその人それぞれ。母乳はもちろん赤ちゃんにとって最良の栄養だけど、ミルクで育ったからって病弱になってしまった人は見たことない!ひけめを感じる必要はない!ってことです!

 

   INDEX

  

産院での授乳

産院の方針

 私の出産した産院は、特に母乳指導が厳しい産院ではありませんでした。

どちらかというと母体の回復を優先する産院で、産後は睡眠薬が処方され、夜はぐっすり眠ること、と言われました。

母乳育児に積極的な産院では、分娩後30分以内に授乳をするそうです。その後も眠る間もなく母子同室で頻回授乳を続けることになると思います。

そんなわけで、私が初めて赤ちゃんに母乳を与えたのは産後8時間ほど経過したころでした。また、その後の入院生活においても、母子別室だったのですが、夜間には呼び出しはありませんでした。

入院中は産院の指導で、左右10分ずつ吸わせた後、40mlのミルクを足していました。

母乳育児に積極的な産院では、すぐにはミルクを足さないそうです。

 

 産院の方針の違いについては、「産婦人科ママと小児科医ママのらくちん授乳BOOK」で知りました!こわがらず完ミに踏み切るためにフラットな情報が得られて良かったです。

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 以上のように、産院の方針の段階で、完母になる可能性が少し下がっていたかもしれません。

ただ、同じ産院で出産した友達は完母になっていたので、これのみが原因とは思っていません。また、母体に優しい産院の方針は、産後不安でいっぱいだった私にはありがたかったです。

授乳の状況

誰もがそうだと思いますが、最初は全然吸わせられませんでした。

産前に吸わせ方(乳首の色がついているところ全部を含ませる、ラッチオンなど)をしっかり勉強していたので、吸わせ方だけは助産師さんに褒めていただきました。

そもそも私は両胸とも陥没乳首です。

産前からマッサージは行っていたのですが伸びが悪く、赤ちゃんが上手く咥えられず、乳頭保護機を使用して、なんとか母乳が滲んでいる様子が見えました。

乳頭保護器は産院でも採用されていた下記のもの。少し濡らすと、乳房にぴったりくっついてくれます。

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ところが、乳頭保護器の形状は赤ちゃんが吸いやすいように当然出っ張りがあるわけですが、吸引力が半端じゃない我が息子に吸われると、その出っ張り部分に乳首が吸い込まれて切れてしまい、母乳を飲んでいるのか血を飲んでいるのか?という状態に…。

顔をしかめて激痛に耐えながら授乳していました。乳首の痛みって頭の先からつま先まで走りますよね…。

授乳後はランシノーを塗って、ラップを貼って、乳首を守っていました。


 

 退院直前の段階で、なんとか1回の授乳で20ml吸わせられていました。

 

退院後の授乳

 退院後も産院で行っていた通り、10分ずつ吸わせてからミルクを追加していました。

ただ、乳首の痛みが耐えられないレベルに…。

そこで、あえて保護器を外してみたりしてみたのですが、まぐれで吸えたり吸えなかったり。加えてもすぐギャン泣きしたり、保護器をつけても吸えなかったり、ととにかく直接母乳が上手くいかない…。

そして、痛くて痛くて、授乳の時間が来るのが辛くて気分が塞ぎがちになっていました。

 

産後2週間時の授乳

搾乳スタイルに

産後2週間というと、ホルモンバランスが大きく変わることによる産後鬱の発症が増える時期です。私は鬱まではいかないものの、授乳のストレスとこれからの不安とで少し落ち込みがちになっていました。なぜか涙が出てくる…。

そこで、直母はしばらくお休みし、搾乳した母乳を哺乳瓶で与えるスタイルにしました。今でもこのスタイルが基本です。

搾乳するとおっぱいがふわふわに軽くなって、感動しました!

母乳はきちんとおっぱいをからっぽにすることで生成量を増やす仕組みになっています。

今思うと、もう少し初期の段階から、搾乳機を使って母乳量を増やしておくと良かったかなぁ、と思っています。

搾乳機を使っているうちに、母乳が線のように飛び出す本数が増えていき、乳腺が開通している様子がわかりました。

搾乳も、授乳間隔と同様に3時間おきにするのが理想とは思いつつ、このころは疲れぎみだったので6時間おき程度にしていました。

母乳量はあまり多くなく、1日の哺乳量の4分の1程度しか搾乳できませんでした。

 

使用している搾乳機

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搾乳は、ピジョンの手動搾乳機を使用しています。

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搾乳機でも乳首が切れるので、電動は怖くて試せませんでした。

手動で少しずつ乳首を伸ばしながらゆっくり絞りました。

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この輪っかがあると乳房に密着しますが、母乳が隙間に入り込んでもったいないので、外して使っていました・・・。

 

産後1か月で乳腺炎

発症の兆し 

ちょうど産後1か月たったころ、左胸に激痛が走りました。

母乳が生成される時にツーンと痛むことが時々あったので、それと同じと思って気にせず過ごしていました。

その翌日、頭痛、肩こり、腰痛、膝の痛みで、くらくらに。試しに熱を測ると39℃。

産院に見てもらい、乳腺炎と診断されました。

乳腺炎っておっぱいがかちこちになると聞きますが、私はしっかり搾乳していたのでかちこちにはなっておらず、かわりにものすごく熱を持っていました。

産院では抗生剤、解熱剤、葛根湯を処方され、きちんと搾乳を続けることと、搾乳後におっぱいを冷やすこと、と指導を受けました。

(おっぱいを温めると母乳が生成され、冷やすと抑制されるそうです。)

 

一時的な母乳量の減少

さて、乳腺炎の診断を受けてからも搾乳を続けていたのですが、どうも量が少ない…。もしかして、乳腺炎が関係ある?もう戻らない?と焦ってネット検索。

すると、同じような経験をしている人がたくさん!でもいまいち母乳量がもどるかどうかわからず不安になりました。

結果として、2日後には元の搾乳量に戻りました

乳腺炎で母乳量が減っている人は安心していいと思います。

 

産後1か月半、乳首周辺のかぶれ

乳腺炎がひと段落し、相変わらず搾乳を続けていました。 ところが、再びトラブルが…。

もともと産院でラップを貼って切れた乳首を保護するよう指導を受けていましたが、ラップと皮膚の間に母乳が滲み、かぶれ気味になっていました。

そこでラップを貼るのはやめていたのですが、どんどんかぶれが進行し、おっぱい全体が真っ赤になり、乳首もガサガサで今まで以上に切れやすくなり、搾乳でも血まみれに…。直母どころではありません。

皮膚科に行って、メサデルムというステロイド塗り薬を処方してもらいました。

この薬は1時間で吸収されるので、搾乳前に拭きとる必要はないとのこと。

塗り始めて1週間で、乳首もその周辺も、きれいに元通りになりました。

 

 

産後1か月後半、ひたすら搾乳、直母

直母ができる!

搾乳を続けていたことと、かぶれが治ったことで、乳首がやわらかく、とても伸びが良くなりました

試しに息子に咥えさせてみると、すんなり咥えてくれたうえ、嫌がらずに吸い続けてくれたんです!!

ここで初めて、吸われて痛くない感覚を知ることができました。

直接母乳を飲む息子かわいい…。

こうして直接母乳を飲むことができるようにはなりました。

陥没乳首のお母さん、搾乳機で乳首が伸びますよ!!!

 

母乳量が少ない

ところが、このころから元々少なかった母乳量が益々少なくなってきました。

まだ回復できるかも…と、1時間おきに搾乳してみたりしました

(直母では、出てくる量が少ないと咥えてくれませんでした。)

でも減る一方。

 

産後2か月、完ミに

どんどん減る母乳。直母も、何時間もおっぱいタンクに母乳を溜めた状態にしておいて、かつ機嫌がいい時しか成功しません。

しかも、直母で1時間ほど吸い続けて、切り上げるとまだ足りないと泣くのです。

直母では時間がかかりすぎるし量も全く足りない。さらにまたかぶれが再発。

母乳をやめてすっきりしたい…。

こうして、生後2か月でほぼ完ミになったのでした。

 

なぜ完母にしたいの?

完母にするためにみんな色々苦労したり努力したりしますよね。

なんのためなの?と気持ちを整理してみました。

  • 子どもの免疫や将来のアレルギー予防
  • 便秘予防
  • 節約
  • 母体の回復や体形戻し
  • 憧れ

いろいろありますが、「憧れ」ってありますよね…。おっぱい咥える息子かわいい。

でもミルクだから夜勤を夫に交代してもらえるし、服も選ばないし、やっと気持ちがふっきれてきました!

 

ミルク育児で気を付けていること

子どものことを考えると、ミルクよりも母乳のほうが健康のために優れています。

そこで、オリゴ糖がきちんと配合されたミルクを使用することと、プロバイオティクスのオイルを与えることで、腸内環境には気を付けようと思っています。

ミルクは、母乳オリゴ糖の配合量が一番多いとパンフレットに記載されていた「すこやか」を使用しています。

オリゴ糖にも種類があるようで、種類によっては他メーカーのほうが配合量が多いと思います。このあたりは正確には比べきれません。。。)

プロバイオティクスは、「赤ちゃんのプロバイオ」「チャイルドヘルス」を試してみようと思っています。

 

 「赤ちゃんのプロバイオ」の効果はこちら!

do-dodo-de-donuts.hatenablog.com

 

まとめ

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今回は、生後2か月で完ミになるまでの経緯を綴ってみました。

冒頭に書いた通り、その人それぞれの事情で完ミにしても、愛情を持って育てれば大丈夫!と思っています。

それでも他の人がどんな経緯で完ミにしたか気になってしまう。そんな人に体験談が参考になれば、と思っています。